ネットに接続して利用する機械全てに共通する問題がウイルスなどセキュリティの問題です。
正直な話普通に利用する分にはそんなに気にする必要はありません。
ただふとした不注意で一気に危険な状態に陥る可能性もあります。
備えあれば憂いなしとも言いますし、安全にFireTVを使うよう確認しておきましょう。
FireTVは配送先を間違えるとクレジットカードを使われてしまう可能性あり
FireTVはAmazonで基本的に購入します。(一部家電量販店でも販売されているらしいです、未確認ですが)
Amazonは通販サイトですから、登録した住所にFireTVが郵送されるわけですが、ここで注意しておきたいことが一つ。
それは配送先を間違えてしまうと色々とクレジットカードの流用の可能性が出てくるということです。
※そもそも通販の商品は配送先間違えたらまずいでしょというのは置いとこう!
Amazon公式サイトからFireTVを購入すると、通常Amazonアカウントがすでに紐付けられている状態で送られてきます。
で、そのAmazonアカウントにクレジットカード情報を登録していると、FireTVから有料のAmazonビデオを購入することが可能です。
購入にパスワードの入力は必要ありませんので、配送先を間違えてしまうと他人にAmazonビデオを自分のクレカで買われてしまう可能性が出てくるという話。
通販での住所間違えはFireTVを買う場合でなくても気をつけなければいけませんが、クレカ問題があるので特に気をつけておいたほうが良いですよ。
そこまで心配しなくても問題ないですけどね
この話を聞いて恐怖心煽られてしまった人居るかもしれませんが、実際はそこまで問題ありません。
誤って配送されているということにさえ気づけば、クレジットカード会社に連絡すれば事なきを得ますので。
また第三者に利用されているというのは明細書を確認すればすぐ分かることですからね。
クレジットカードは盗難紛失保険というものに必ず入っているもので、不正に利用された日から60日以内にカード会社に連絡し事実確認が住めば料金を負担する必要もありません。
「住所間違ってた!」と気づいたら冷静にカード会社に連絡して、明細を確認すれば大丈夫なのです。
一応悪用されたカードは利用停止になったり、新しいカードを作ってもらうのに2週間ほどかかるなどデメリットもありますので、こういったミスをしないに越したことはありませんけどね。
FireTVを共有する時のセキュリティ、機能制限が設定可能
AmazonFireTV・FireTVStick共通ですが、起動すると上記のように機能制限を設定するかどうかの画面が出ます。
機能制限を有効にすると、具体的には『商品購入、アプリ起動、ティーン以上にレーティングされたAmazonビデオの再生』にパスワードが設定することが可能です。
それぞれ個別にパスワード有効・無効の設定も可能ですので、家族など他の人と共有する時は付けてみるのもありかと。
FireTVは便利な半面、パスワードを設定していないと有料ビデオの購入が簡単にできてしまいますので、思いもよらぬ出費が発生してしまう可能性もありますので。
クレジットカード情報が紐付いているなら設定しておくのが無難
Amazon自体は一応クレジットカードを登録せずとも使えますので、中にはクレカ情報が紐付いていない人も居るかもしれません。
そういった人は誤って商品購入をされる心配がありませんので、特にパスワードを設定する必要はないかもです。見せたくない動画があるときぐらいでしょうか。
問題はAmazonアカウントにクレカ情報を登録している人ですね。
動画は性質上返品することはできませんので自制の効かない人や、ネットに疎い人だといつのまにか大量購入してしまう可能性もあります。
アプリ起動や年齢制限は各々の判断で設定するか決めて良いと思いますが、商品購入だけは複数人で利用するならパスワード付けておいたほうが安全かと。
FireTVに野良アプリを入れる時はウイルス対策も意識
FireTVで利用できるアプリは基本的には、FireTVで検索して出てくるアプリのみです。
しかし開発者オプションから【ADBデバック・不明ソースからのアプリ】をONにするとFireTVのストア上にないアプリをインストールすることができます。
※Android端末が必要だったりするので、誰もができる方法ではない。
全てのアプリがこれによってFireTV上でも使えるわけではありませんが「FireTVで使いたいけどアプリがない…」何て人には便利な方法ではあります。
ただし問題点としてウイルス感染の危険性が出てくるということです。
FireTV上からインストールできるアプリはAmazonが許可したアプリのみですので、ウイルス感染の可能性はほぼゼロと言って良いでしょう。
しかし野良アプリはAmazonが許可したアプリというわけではありませんので、どうしてもウイリス感染のリスクが出てきてしまいます。
もし実際にやるならウイルス対策を意識してアプリを取捨選択しなければいけません。
ただ仕組み的にFireTVに対応したウイルスはなさそう
ウイルスはOSに合わせて制作されるため、FireTV上で動くウイルスって多分殆どないと思うんですよね。
だからそうそうはウイルス感染することはないかと。絶対にないとは言い切れませんが。
例えば昔の話ですがMacがあまり流行っていなかった時代は、それ用のウイルスがあまり制作されていなかったため、ウイルス対策をしなくても感染することは殆ど無い何て話もありました。
野良アプリをインストールするなら気をつけるに越したことはありませんが、そこまで心配する必要もないとは思います。
野良アプリを入れるとFireTVが保証対象外になる可能性あり
Amazonでそのように明記されているわけではありませんが、その可能性はあるかと思われます。
開発者オプションはそもそも、FireTV向けのアプリを制作する人のための機能であって、野良アプリを入れるための機能ではありません。
そのためAmazonにとって想定していない使い方になりますので、保証対象外になる可能性はあるでしょう。
とは言っても、保証対象外になるのはアプリが原因による故障のみでしょうから、通常利用していた結果発生した物理的障害なら交換などの対応をしてくれるかと。
とにもかくにも推奨されている方法ではありませんから、ウイルス対策など自衛はしっかりやっておくに越したことはありませんよ。
FireTVのセキュリティやウイルス対策についてのまとめ
- FireTVの配送先は絶対間違えるな!
- クレカ悪用をされたら焦らず、カード会社に連絡するべし
- FireTVを共有する時は商品購入にパスワードを設定しておくのが無難です
「Amazon Fire TV」を普通に使う分には正直、ウイルスなどを心配する必要はありません。
ちょっと特殊な使い方をする人は気をつけたほうが良いかもしれませんが、大した危険性はないと思われます。
一番気をつけるべきなのは個人的にはFireTVを複数人で使う時の商品購入に関して。気づかない人は悪意なしで有料ビデオ買っちゃったりするんでパスワード付けておいたほうがトラブル発生しにくいので無難です。
FireTVはパソコンやスマホなんかと比べると、普通に使う分にはウイルスなどとは縁遠い品ですので、安心して使って大丈夫だと思いますよ!