最初に書きますと、筆者はFireTVに熱対策をしておりません。
なんでかというと新しく出た「FireTV4K・HDRモデル」を現在は利用しているからですね。
ただ昔FireTVStickを利用していた頃に、熱暴走で一度だけ使えなくなり熱対策についていろいろ調べた経験があるので、シェアする意味も込めてまとめておこうかと。
FireTVの熱対策は基本的にヒートシンクで行う
ヒートシンクと呼ばれる機械類全般で使う発熱素材を利用して、FireTVの熱対策を行うのが一般的です。
ヒートシンクを使って熱対策をしたのにFireTVが発熱によって故障、もしくは一時使えなくなったというのは聞いたことがないので、これを使えば熱対策はバッチリでしょう。
値段もそこまで高いものではありませんし、あまりにも気になるようなら気軽に使ってよいかと。
ちなみに取り付け方は、粘着シートが裏面にあるのでそこをFireTV本体に貼り付けるだけです。場所は触ってみて一番熱を感じるところに付けるのが効果的。
ヒートシンクは銅タイプの方がより効率的に温度を下げる
ヒートシンクには銅タイプの他に、銀色のアルミタイプもあるのですがより放熱能力が高いのは銅タイプです。
銅は受熱能力が高いため、FireTVの熱をアルミ以上に吸収してくれます。また放熱能力もアルミに比べて高いため、ヒートシンクを使うなら銅を選ぶのがおすすめ。
ただし銅とアルミを比べると重さがだいぶ違うため、FireTV本体の重量をあまり増やしたくない方はアルミを選ぶというのもありでしょう。
室温を20℃~30℃にしておくのも熱対策として使える
私も昔はFireTVStickを使っていて、一度だけ熱暴走状態になり一時利用できなくなったことがありました。
熱暴走が発生したのは真夏日で、その日はエアコンをケチって使っておらず、その上で長時間利用していたため温度が上がりすぎたみたいです。
(ちなみにFireTVは熱が一定温度を超えると温度計マークが出て一時利用できなくなります)
FireTVはざっくり言ってしまうと小型のパソコンのような存在のため、パソコン利用に推奨されている室温に設定すればそう簡単には発熱で壊れることはまずありません。
FireTVに積まれているパーツで最も熱に弱いのは記憶媒体で、おおよそ30℃~50℃が適正温度なんだとか。
その記憶媒体適正温度を踏まえた上で、安全に運用できる室温が20℃~30℃のようです。
起動時のHDDの適正温度は室温20℃~30℃といわれています。
真夏日に長時間FireTVを使う場合は、室温を意識しておくのが良いかもしれません。
実際にヒートシンクを使うとどれくらい温度が下がるのか
重要なのはFireTV本体の温度が下がることではなく、中身にあるパーツの温度が下がることです。
そしてパーツごとに温度は違うため、どれくらい下がるのかを詳しく書くのは難しくなってきます。
その上でざっくりとした平均値を書くと、だいたい2~3℃ヒートシンクを利用するとFireTVの温度が下がるようです。(口コミやレビューを調査した結果)
ヒートシンクを使えば2~3℃ほど温度を下げることができる
2℃、3℃下がるとどれぐらいFireTVの熱対策として有効なのか、熱暴走する基準値がわからないため不明ですが、ヒートシンクをFireTVに利用した感想を見る限りは結構効果的みたいです。
「ヒートシンクを付けたらFireTVが熱暴走しなくなりました!」みたいな感想を結構見たので。
FireTVStickに関しては私も一度は熱暴走してますし、本体も触ってみると中々に高温なので、熱対策したほうが良いかもしれません。
FireTVに熱対策って必要なのか考えてみる
現行のFireTVは上記2モデルです。
結論から書いてしまうと、「FireTV4Kモデルは熱対策不要で、FireTVStickは気になるならしておこう」という感じに考えています。
現在2ヶ月ほどFireTV4Kモデルを使っていますが、一度も熱暴走が発生したことはありませんし、何より本体の発熱具合がStickとは段違いなので熱対策しなくてもまず問題ないでしょう。
逆にFireTVStickは私も利用していて一度だけではありますが、熱暴走により一時的に使えなくなったことがありましたので、不安に思うならヒートシンクを使って熱対策したほうが無難です。
(FireTVは一定以上の温度になると温度計マークが出て一時利用できなくなります)
ヒートシンクを使う前にまずは室温を意識しておけば熱対策は十分かも
確かに一度だけFireTVStickが熱暴走したことありましたが、真夏日の利用で室温も30℃は超えていたと思うので、もしかしたら室温を20℃付近にしておけば発熱による不具合は発生しないかもしれません。
正直FireTV自体が発熱による故障を防ぐため、一定の温度になったら冷やすために利用禁止にする設定を入れているので、熱対策をしなかった結果壊れるということはまずないでしょう。
ですのでヒートシンクを購入して使うのもありですが、まずは室温を意識して気軽な熱対策から始めるのが良いかなと個人的には思っています。
というかFireTV4Kが中々に高性能な上、発熱問題が改善されているので熱が気になるなら思い切って買い換えるのもありかもしれません。
FireTVの熱対策についてまとめ
- 基本的に熱対策はヒートシンクによって行う
- ただ室温を20~30℃におさめておけば、大丈夫な気はする
- 思い切って4Kモデルに買い換えるのもあり
FireTVStickは初めて使ったあと、本体を触るとかなり熱くてびっくりしますよね。
ただFireTV自体が一定水準の温度で一時利用中止になる機能を備えていることを加味すると、想定範囲内の温度ではあるんですよ。
だから基本的には熱対策はそこまで意識せず、室温をちょっと低めにしておくぐらいでいいかなと個人的には思いますね。