ビデオマーケットは国内最大級の配信作品数を誇る動画配信サービスです。
総配信作品数は具体的には19万本以上で、国内トップシェアを誇るdTVの12万本以上を大きく上回ります。
しかし、この数字に心惹かれたという人はちょっと待った!
ビデオマーケットは特徴をしっかり抑えておかないと、予想以上に合わない可能性のある尖ったサービスですから。
まずはビデオマーケットの基本スペックを表で確認【月額500円~】
ビデオマーケットスペック表 | |
月額料金 | プレミアムコース:月額500円(税別) プレミアム&見放題コース980円(税別) |
無料期間 | 登録月無料(当月のみ) |
総配信本数 | 190,000本以上 |
見放題作品数 | 25,000本以上 (プレミアム&見放題コースのみ) |
最高画質 | フルHD(1920x1080) |
対応デバイス | PC、スマートフォン・タブレット、フィーチャーフォン、FireTVなど |
オフライン視聴 | × 非対応 |
特徴 | 配信作品数が業界トップクラス。毎月動画視聴に使えるポイントを540配布 |
公式HP | 公式サイトへ |
作成日(更新日):2018年1月14日 |
ビデオマーケットの基本情報はこんな感じ。
まず抑えておきたいのは料金プランです。プレミアムコースとプレミアム&見放題コースの2つが存在していて、それぞれ想定した利用者が違います。
簡単に言うとプレミアムコースは沢山動画を見ない人向け、プレミアム&見放題コースは料金を気にせずたくさんの動画を見たい人向けです。
また総配信作品数19万本以上という数値も覚えておきたい点。
次点で多いのがdTVの12万本以上になってくるので、扱っている動画数だけを見ると最強の動画配信サービスと言ってもいいでしょう。
コストパフォーマンスは正直あまり良くない
VODは費用対効果が良いのがメリットだと思っていて、そこが悪いとなるとツタヤとかのレンタルビデオ店を利用したほうが良いのではないかと思っています。
で、ビデオマーケット扱っている動画数は多いですが、それらは全てレンタルしないと視聴することができません。
レンタルにはポイントを利用します。1ポイント1円相当です。
公式ホームページにも書いてありますが、料金は大体30分100~200ポイント。映画一本見ると400ポイント前後必要となります。
他のNetflixやHuluなどの動画配信サービスと比べると沢山動画を見ようと思うと結構な出費が発生するのでコスパは悪いです。
ネットで使えるレンタルビデオ店と捉えるとまあまあ使える
コストパフォーマンスが悪いというのはあくまで動画見放題サービスとしてみたときです。
TSUTAYAなどのレンタルビデオショップがネット上で使えると捉えれば、それなりに使えます。
ですのでHuluやNetflixのようなサービス形態を想像してビデオマーケットを利用すると不満を感じますが、ネットで使えるレンタルDVDの店と考えると満足感ありです。
ちなみに洋画や邦画などの映画系が多く、次点でアニメが多くなってきます。海外ドラマなどは大して本数ありませんので、それらが見たい場合はHuluやNetflixの利用を検討してみてください。
ビデオマーケットを実際に使ってみた感想
プレミアム&見放題コースで登録して利用を開始しました。
まず不満点としては見放題対象作品が非常に弱いということ。
数本は「お!」と目を引く作品があったりしますが、ほとんどはマイナーな作品だったり、人気のない作品だったりでそそられません。
使うなら見放題コースにはしなくて良いかなという感じありますね。
レンタル前提のサービスとして利用すると最新の人気映画は大体取り扱っているので、楽しみやすいです。ただ一本400円程度するので気持ちの赴くまま見まくると一ヶ月の利用料金がなんだかんだ1万弱ぐらいになることも。
お金に余裕があるならレンタルに強いため、ビデオマーケットは良いサービスといえるかもしれません。
レンタル前提で使うと割り切ったら楽しめたが、どうしてもお金がかかる…
結局配信作品数が業界トップなので、レンタルを許容するとある種最強のサービスと言っていいラインナップの豊富さなんですよね。
画質もフルHD対応で十分に綺麗ですし、満足度は高いです。
ただどうしてもレンタルにお金がかかってしまい、月間で見ると予想以上に使ってしまっていることが多々あります。
ぶっちゃけた話すると、クレジットカードの支払いが高くなりすぎて家計を圧迫し始めたので私は利用をやめました。今はHuluで見放題作品を楽しむ日々です。
金銭的余裕があれば動画を浴びるほど楽しめるサービスですので利用するなら計画的に使いましょう!
ビデオマーケット利用前に見ておきたいQ&A
大まかなビデオマーケットの特徴は掘り下げましたが、細かい部分は触れきれていないのでQ&A形式でもうすこし詳しく書いておこうかと。
利用する前に軽く目を通しておくと、安心して使い始められるかもしれません。
ビデオマーケットはテレビでの視聴も可能
ChromecastやFireTVなどのストリーミングデバイスを利用すれば、テレビでビデオマーケットを視聴することも可能です。
基本的には上記2デバイスのどちらかを使って視聴するのがおすすめ。
私はFireTVの方が設定が楽だし、リモコン操作で見れるのでこちらを使ってテレビ視聴していました。
無料期間は30日間ではなく、登録月のみ無料なので注意
例えば1月1日に無料期間ありで登録したなら、1月31日まで無料で利用することが可能です。
1月20日など月初以外で登録した場合も無料期間は1月31日までとなるのでご注意ください。
損なく利用するなら月初めに登録したほうが、無料期間が長くなりますのでお得です。
無料期間中に解約すれば月額料金を支払わずに使うこともできます。
料登録をするにはクレジットカードが必須となりますのでご注意ください。
プレミアムとプレミアム&見放題コースどっちを使うべきか
正直見放題対象作品、2万本以上ありますが対して魅力的なものありませんのでプレミアムコースで良いかと思います。
ただしプレミアムコースにした場合はすべてレンタル視聴することになりますので、出費には気をつけましょう。
見放題形式で動画を沢山楽しみたいと言うならdTVがわりかしビデオマーケットに近くて、見放題作品も優秀なものが多いのでそっちがおすすめです。
ビデオマーケットの評価まとめ
- 見放題系のVODとしてはかなり弱い
- レンタル前提で使うとすると配信作品数が多いため優秀
- 向いてるのは最新映画が見たくて、レンタルOKな人
「沢山動画見るぞー!」という人は料金が想像以上にかかるので、覚悟を決めるか別サービスを利用しましょう。
最新映画を見たいという人で、かつレンタルして見るのが許容できる人だと満足度の高いサービスですね。
19万本も扱ってますから1本は見てみたい動画あるでしょうし、無料期間を利用してお金をかけずに少しだけビデオマーケットを楽しんでみるのもありかもしれません。